結婚生活・４つの危機と４つの乗り越え方

結婚生活・４つの危機と４つの乗り越え方

夫婦は山あり谷あり。夫婦になってからの問題は夫や妻のひとりの問題はありません。すべてが夫婦ふたりの問題です。

妻の問題として上から目線で叱るのでなく、夫の問題としてバカにするのでなく、実は全ては夫婦の問題なのです。問題の表面だけ見ると、妻の問題や夫の問題と思うことが多いです。

しかし、どんな問題も「夫婦の問題」に行き着きます。それが結婚生活なのです。

だから、夫婦の問題や危機は、夫婦ふたりで乗り越えるようにしていると、人生100年時代は夫婦で楽しむことができるでしょう。

結婚生活の危機と乗り越え方には大きく４つのことが関係します。

私たち夫婦も、何度も危機がありました。その危機のたびに夫婦ふたりで乗り越えてきました。

だからこそ、信頼関係や尊敬そして愛情や信頼が深まっているのでしょう。

夫婦になってからは、すべての問題はふたりで解決する

夫婦の問題は、大きく４つとよく言われています。「お金の問題」「浮気の問題」「子供の問題」「愛情の問題」。

私はひとりで解決できることは、パートナーに悟られずひとりで解決していました。今思うと、悟られていないと思っていたのは私だけで、私の表情や態度、言葉のちょっとした部分で「何か」を悩んでいるとこをパートナーは感じていました。話を持ちかけるまでは、黙ってそっと見守ってくれていたのだろう。

夫、妻に言わずに悩みごとがあると、家の雰囲気が変わります。パートナーは察することができますが何に悩んでいるかまではわかりません。ですからその悩みを相手に伝えて、「勇気をもらったり」「不安や心配が軽減できたり」「前向きにしてもらったり」とサポートすることができますよね。夫や妻の問題でも「ふたりの問題」「ふたりで解決する」ことにつながるのです。

今は、どんな問題も隠さず話をするようになった。そうすることで自分にも夫婦にもプラスの変化が現れました。

１
真剣な話し合いも出来るようになった

今、目の前で起こっている問題は、それまでの以前に原因がある。その原因を解決することも必要だが、それよりも大切なのは、「今」をどう乗り越えるか？そこに「焦点」を当て、ふたりで話し合って解決する方向に導くのでしょう。

フォーカスする部分がぶれるとケンカが増えたり解決の遠道になってしまうので注意が必要です。勿論本質の問題部分も解決しましょう。

２
問題解決においても前向きになった

人生は山あり谷あり。その谷の乗り越えた数と乗り越え方で、未来が大きく変わります。

いずれにしても「問題」は解決しないと前に進めない。だったら正面切って、時には堂々と、時には淡々と、時には笑顔で、時には挑戦する姿勢で向き合うほうが、解決までの間も前向きになれます。

そうすることで、またひとつ夫婦の経験が増え夫婦の年輪に刻まれていくのでしょう。

３
感謝の気持ちが毎回深くなっていった

自分ひとりで抱えている問題を、夫婦の問題としふたりで解決することで、相手に対しての感謝の気持ちが大きく芽生えるのと、反省の度合いがひとりの時より大きくなります。

だから同じ問題を繰り返すことがなくなる。感謝のチカラは相乗効果が大きいですよ。

４
同じ問題を繰り返さないようになった

目の前の問題を解決しても直ぐにまた同じ問題が発生します。そんな場合は、本質の原因が解決できていないから。

その本質の問題解決は、時間がかかることも有るが、解決に向かって行動していることを夫婦で感じれば、一歩一歩必ず前進できると思います。

そしていずれ大きな悩みを生み出した問題の本質も解決できるのです。

人生は長く感じるか短く感じるかは別として、「今」を大切にしたい。

夫婦で「今」をどう生きて行くかが人生の大きなテーマだ。

悩みは、「過去」か「未来」のどちらかだと「アルフレッド・アドラー」は言っています。

終わったことをくよくよしたり、あの時こうしたら良かったなど、変えようが無いことは悩まない。これから先、未来への不安も同じである。これからこれは大丈夫？こんなことが起きないか？など、「今」悩む必要は無い。勿論不安材料は、「今」解決していく必要はあるが。

「今」を一生懸命に生きていく。その「今」の続きが未来を創り上げるのだから。夫婦の問題は、解決の仕方で未来も変わると思います。

夫婦の危機は、夫婦でふたりで乗り越えることで夫婦の絆が深まります。

夫婦は日常生活の積み重ねで、「夫婦のカタチ」ができています。夫婦の日常生活を見ると夫婦の絆が深いかそうでないかはわかりますよね。

また、夫婦は問題や危機を乗り越えるたびに夫婦の絆も深まります。

夫婦は山あり谷ありですよね。危機を乗り越えた数だけ夫婦は味が出るのでしょう。でも危機は少ないほうがいいですよね。

夫婦の仲にも礼儀あり。

夫婦の仲にも礼儀が必要です。上から目線は、夫婦の関係では最悪です。また当たり前という考えも問題を勃発させます。

日頃から丁寧に夫婦で向き合っていると、なにか危機が起こった時に夫婦のチカラを発揮できます。

夫婦は人生のパートナーである。仕事のパートナーとは全くレベルが違います。「人生」と「仕事」では。

そう考えると、夫婦でどのように人生を歩んでいくか夫婦で考える必要があります。夫婦で考えるには会話が必要で、会話するためには時間が必要で、時間を取るにはそれぞれの意識が必要です。

問題解決もまさに同じです。私たちは、夫婦で人生や生き方について会話し考える時間が多い。老夫婦になっても同じように会話していると思います。

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