親孝行してますか?親孝行は夫婦でしよう

年を重ねるごとに、お母さんの偉大さを感じます。父親とは気が合わず、喧嘩ばかりしてましたがもちろん父親にも感謝はしています。

子供の頃に感じた母親の思い、家族ができ年齢も取ってから感じる母親への思い。基本は何も変わっていないけど、感謝の思いが深まりますよね。

夫婦で一緒に親孝行はすべきだとつくづく思います。自分の親にも義理の親にも。

お互いの親に、夫婦で親孝行をすると、夫婦の絆が深まります。

親孝行

夫婦で久しぶりに実家に帰った

夫婦で久しぶりに実家に帰った。

以前帰った時から2年近く立ってしまった。

色々あり、なかなか実家に帰れなかった。

義理の親とは距離的に近いので、妻の実家に行ったり我が家に呼んだりしていたのですが、自分の実家は、遠いので簡単に呼んだり行ったり出来ない距離で。お正月などのタイミングを一度飛ばすと期間が開いてしまいます。

今回は、お正月のようにゆったりとするのと違い、実家の引越しの手伝いが目的だった。

母親の決断力と行動力には驚かせられた

父は早くに亡くなり母親ひとりで、私と、弟、妹を育ててくれました。

今、実家は、母親と私の妹のふたりで住んでいる。

ある日、81歳の母親から電話が入り「引越しする」と。

それも引越しは2週間後で、すでに引越し業者も予約をしたと。

私も妻も兄弟も唖然。

誰にも相談せず決めたことに、初めは戸惑いと言うより苛立ちを思えたが、母親が決めたのだから仕方がない。

私たちは、応援をする方向に気持ちを切り替えました。

親不孝者の私には、引越しを決断した理由に心当たりもあった。

親子の笑顔

お母さんっていつまでもすごい存在

私だったら、81歳で引越は考えられないし出来ないだろう。住み慣れた環境を離れて知らない土地に行くことなど。今だにお母さんは、お母さん。昔からそうだったが、決断力と行動力には感心します。

01.
幼稚園の頃

お母さんは、何でも知っていると思った。どんなこともお母さんに話をし質問もした。お母さんは私が聞いたことに優しく全て答えてくれた。毎日あった出来事をお母さんに聞いて欲しかったのを思い出す。

02.
 中学生の頃

私も俗に言う不良に走り、バイクを盗みタバコを吸って家に帰も帰らず。その頃の母親の言葉は、鬱陶しく感じるだけだった。お母さんには何もわかるはずが無いと。

03.
高校生の頃

自分の人生が楽しく自分のチカラで生きている感じがした。おかんなんか居ても居なくてもどっちでもいい。自分の眼中にはおかんは居なかった。外ばかりに夢中な時代だった。

04.
社会人になった頃

自分の社会人になり、一人前になった気分。お母さんには、初任給で心ばかりではあるが感謝の気持ちを添えてプレゼントをした。これからは私の時代でお母さんはもう古いと思っていた。

母親との時間

05.
社会で揉まれた頃

社会で揉まれ始め、仕事でも悩みが出始める。さり気なくお母さんに話をする。お母さんは、さり気なくアドバイスをくれた。昔のように母ではなく、大人同士の話し合いが出来たことだ。

06.
会社を辞め起業する頃

独立する時にも一番に報告したのはお母さんだった。お母さんは一言「自分を信じて頑張りや」お母さんはいつも影で応援してくれていた。一番の応援団

07.

お母さんの想いや声を想い出す。今、思うといつも私を見守ってくれていた。自分のことは二の次にして。私が岐路に立たされた時は、いつもお母さんの一言をチカラにし、前に進んで来た。お母さんの言葉は私の人生にとって全てが大きく深く愛情がこもった一言だった。と今は、感じることができる。お母さんだったらどう乗り越えるだろうか?

08.
私が母と同じ81歳になった時

もっとお母さんに相談したかった。お母さんと話がしたかった。一緒の時間を持ちたかった。もっと優しくしたかった。もっと感謝を伝えたかった。母親と同じ81歳になった時、今以上にお母さんの偉大さを知ることになるのだろう。

ありがたいことに、母は健在なので親不孝した分まだ親孝行ができる。

引越しを終えて、私たちが帰る時にお母さんが見せた、寂しそうな顔は私たち夫婦の目に焼き付いている。

いつも強くキリッとして見せる母の心の奥には、

子供に決して見せない寂しさがあるのことを感じた一瞬だった。

今はSkypeなどがある。母は、skypeに慣れてちょくちょく気軽に連絡をしてくるようになりました。電話より顔を見て話が出来るのは遠方に住んでいる私たちにはありがたい。

感謝と尊敬の気持ちを少しでも行動で伝えていこうと改めて感じた実家の引越でした。


自分の親、義理の親共に親孝行する気持ちを、持ってくれている妻にも感謝している。

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