夫に我慢していた妻が夫源病になった。その逆の妻源病も

あなたは夫源病(妻源病)を知っていますか? 夫源病(妻源病)は更年期と似ているのですが、この病気には特効薬はないそうです。では、どのように治すのでしょう。小さな我慢の積み重ねが引き起こすといわれる夫源病(妻源病)。今から自分らしく本音をぶつけることが大切になってきます。そして普段からのコミュニケーションが重要なのです。

目次
夫源病になる原因
・妻源病になる原因
・夫源病(妻源病)にならないために対処方

亥年

夫源病になる原因

幸せな結婚生活を夢と希望を抱いて結婚したのに、妻が夫源病になってしまった。自分が原因で夫源病になったなんて、とてもショックですよね。そして何より悲しいのは、その対処の仕方。例えば「別居する」「顔を合わせる時間を短くする」なんてさみしい対処なのでしょう。もっと夫婦の関係を良くする対処法はないのでしょうか。

以前は、夫が定年退職後に感じる喪失感やストレスを妻にぶつけることで、妻が夫源病になることが多かったのですが、今では早くて20代でも夫源病になるようです。それはどのようなことなのでしょう。

01.
家事をおろそかにしている

共働きの夫婦が多い中、家事がおろそかになることも。それを見た夫は妻を責める。責めるだけで夫は何もしないなど。

02.
家計を支えるために働く

少しでも家計の足しになればと働く妻に「俺の稼ぎじゃ不満なのか」など、いやみを言う夫。

03.
親、きょうだいを否定する

価値観が違うの親、きょうだいを否定する。気遣いがなくなる。

04.
年収や肩書が上がった

自分より下に見ていた妻の収入や肩書が上がった時、プライドがガタガタと崩れ、妻に強く当たるようになる。

05.
思いやりがない

「感謝の言葉がない」やって当たり前と思っている。

日の出

妻源病になる原因

夫源病もあれば、妻が原因の妻源病もあるのです。あなたはどうですか?
わざわざ、帰る時間を遅くしたり、帰っても会話がなかったり、帰るや否や文句言われ、妻の言動がストレスで妻源病になる方が増えているようです。

01.
いつも妻から文句を言われる

良かれと思ってしたことにいつも文句を言われる。文句ばかりで感謝の言葉がない。収入の事や休日リラックスしているときなど。仕事でも家でも安らぎがなかったら、ストレスたまりますね。

02.
妻が子供に自分の悪口を言う

例えば、子供から「お父さんは家の事、何もしてくれないの?」なんて聞いたら怒りがピークに。子供の視線が冷たかったら?お父さんの悪口を聞いて育った子供はどのように育つのでしょうね。ルール違反ですね。

03.
自分の行動を監視されているようだ

妻に振りまわされっぱなし。妻に支配されているようだ。一人の時間がない。

04.
他の夫と比較される

「○○さんのご主人は、男らしくて素晴らしい」「○○さんのご主人は、気配りが行き届いていいわね」など他の夫と比較される

05.
すぐに自分のせいにされる

妻がイライラするのも自分のせい。幸せじゃないのも自分のせい。家計が大変なのも自分のせい。と何かといえばすぐ自分のせいにされる。

06.
傷つく言い方をされる

「なんでそんなこともできないの!」「信じられない!なんども言ってるじゃない」など避難ばかり。

カップルと日の出

夫源病(妻源病)にならないために対処方

では、どうすればよいのでしょう。関係改善とコミュニケーションの取り方、考え方。

01.
「こうあるべき」と思わない

パートナーに自分の考えを押し付けない。それぞれ考え方は違ったりするものです。誰が正しいということはないです。また、「妻として○○しなければ」とか、「夫として○○しなければ」と思わない。リラックスは大切です。

02.
「~してくれない」と思わない

パートナーに「してもらう」と思わない。お互い「してあげる」と思うこと。ギブアンドテイクではなく、「ギブ、ギブ、ギブ」の気持ちで接して。

03.
今の状況のお互いを理解しようとする

パートナーの今の仕事でのストレスや疲れなどを察して、労わる心を持ちましょう。そんな気配に気づきましょう。夫婦だからこそ認め合うのは大切です。パートナーに認めてもらうことが何より安心感が生まれます。

04.
「夫婦の問題」として話し合おう

どちらかの問題ではなく、「夫婦の問題」として向き合いましょう。もしパートナーの仕事の事だったら、仕事内容はわからなくても話しを聞くことはできます。例えば、安らぐ場所を作ってあげるとか、美味しいものを作って待っていたり、そっとしておいてあげたり、寄り添ったりだってできます。家庭や子供の事だったらなおさらです。また、親、兄妹のことでも。

05.
自分の考えをちゃんと伝えよう

「良いか」「悪いか」、「したいのか」「嫌なのか」はっきり伝えましょう。伝えなければ相手はわかりません。伝えたことでパートナーにも気づきがあるかもしれません。その時、怒鳴ったりしてはマナー違反です。お互い冷静に受け止めて。

06.
お互い自立しよう

お互い精神的に経済的に、自立しましょう。家事もお互いにできるように。「これしておいて―」「これやっておくねー」とか声掛けも必要です。「依存しない事」は大切です。

07.
ルールを決めましょう

家庭は夫婦の共同作業です。家計の使い道や節約するところ、休日のスケジュール、家事、子育てについて。それぞれの家庭によって違いがあります。家流を決めましょう。

08.
お互い尊重し合いましょう

お互いの夢や目標を応援してあげましょう。また、パートナーがうまくいったときは一緒に喜び、認めましょう。

カップルと日の出

夫源病(妻源病)は精神疾患の病気です。夫婦のコミュニケーション不足からこの病気になります。普段から会話を多く持つようにして、お互いの言い分やお互いの考えを伝えるようにしましょう。時には喧嘩も必要かも。

もし…

夫婦一緒に暮らしていくと思うなら

夫(妻)に「こうしたい」「これはイヤ」をちゃんと伝えること。コミュニケーションを取る。今の気持ちを話してみる。それが難しいようだったら夫婦でカウセリングに行こうと誘う。またはまず一人で受けてみる。誰かに相談することでそのストレスから解放されることもあります。プロの方のカウセリングなら安心できますね。
私たちの好きな映画の一作品です。
『31年目の夫婦げんか』この映画を観て思うこと

離婚を考えているなら

会話が成立しない場合もあります。「一人で出かけてみる」「家庭内別居してみる」「自分の事は自分でしてもらう」など夫(妻)から離れてみる。

カップル

夫婦も人と人。みんな平等なのですよね。上から目線の言い方よりパートナーを尊重した言い方の方が良いですね。パートナーの意見や考えを聞き自分の考えを伝え、コミュニケーションを取る。「弱いところ」も「変わっているところ」も「子供みたいになってしまうところ」もすべてを受け入れる。そして自分自身のことも認めることが大切なんじゃないかと思います。

不満や我慢は病気の元ですから。その都度、疑問に思ったことや自分の考えを伝えることも必要です。

もし将来の夫婦生活に不安があるのなら、夫婦カウセリングを受けてみたり、私たちの「couple.style」のブログを夫婦一緒に観てほしいと思っています。一緒に観ることでパートナーと会話も弾むかもしれませんよ(笑)
私たちがいつもしていることや意識していることは、「感謝の言葉を毎日伝える」「パートナー優先に考える」「朝食と晩ごはんは一緒に取る」「どちらか洗濯してたら、どちらかが食器を洗う」「毎日キスしてる」「パートナーの目を見て会話する」「マッサージし合う」などです。他にも意識していることはありますが、とにかくスキンシップが夫婦仲を心地よくさせてくれます。それぞれのスキンシップで円満な夫婦になりましょう。私たちは夫源病(妻源病)にかかることはないでしょう。

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