夫婦と家族の違い。結婚・夫婦・家族・夫婦のカタチ[図解]
夫婦と家族の違いを円満夫婦は知っていました。夫婦と家族は大違いです。あなたの夫婦のカタチは?
「夫婦」と「家族」という組織(チーム)を一緒に考えると、必ず夫婦にひずみが生まれます。円満夫婦は、夫婦と家族を分けています。
長い人生というスパンで考えると、家族の核は子供ではなく「夫婦」ということと考えることができますよね。
過去の夫婦のスタイルが、今現在の夫婦のカタチを作ったと言えるでしょう。夫婦のスタイルとは、コミュニケーションや、会話の内容、夫婦お互いの接し方、愛情表現の仕方や、日常生活や、夫婦で大切にしていることなどが重なり合って、今の夫婦のカタチになったと言えます。
だから、現在の夫婦のカタチを観ると、未来の夫婦像や夫婦のスタイルや夫婦のカタチが見えてきます。未来は、誰にもわかりませんが、今が充実した夫婦生活であれば、近いカタチになるでしょうし、現在既に無関心夫婦であればそれに近いカタチになるのでしょう。
夫婦のライフスタイルが変化しても何も変わらず愛情深い夫婦もいますし、ライフスタイルの変化で、夫婦のカタチが大きく変わる夫婦もいます。特に重要な時期が、夫婦から家族になった時期です。家族になっても、家族というカタチだけでなく、夫婦としてのカタチを大切にしている夫婦には、円満夫婦が多いようです。
円満夫婦は、家族を大切にしていますが、それ以上にふたりで夫婦というカタチを大切にしていました。
夫婦と家族のカタチ
人生100年時代に突入しました。夫婦のカタチも変わってきますと言うよりも、変える必要があると感じています。
男と女が出逢い、愛し合い、結婚し夫婦になり、赤ちゃんを授かり、家族となり、子供を育て成長の支援をし、その子供が自立し自分の人生を歩み始めてると、夫婦はだいたい50歳から60歳です。そこから夫婦ふたりだけの生活が始まります。
夫婦は、ライフスタイルの変化で生活の中心に置くものが変わりますよね。しかし本質だけは変えてはならないのです。それが夫婦というユニークな人間関係です。
シンプルに夫婦の生活を考えると、「夫婦」から「家族」そして「夫婦」に戻ることが人生100年時代の夫婦の大きなライフスタイルの変化です。人生100年時代で考えると、ざっとですが、
「夫婦」第一次夫婦ふたりだけの期間2年(30歳に結婚したとし32歳)
(厚生労働省統計情報部「人口動態統計」によると、平均初婚年齢は夫が31.1歳、妻が29.4歳)(結婚して子供ができる平均年数2年(参考:ベネッセ教育総合研究所)
「家族」の期間22年 (33歳に出産したとして55歳)子供は22歳で自立したとします。
「夫婦」第二次夫婦ふたりだけの期間35年 90歳まで生きたとしてます。
夫婦ふたりだけで生きる時間は35年以上
人生100年時代では、「夫婦」第二次夫婦ふたりだけの期間が35年と一番長くなります。55歳〜90歳の期間です。これからの55歳は昔と違ってまだまだ若いですよね。70歳でもシニアなんて言わない時代で、おじいさんおばあさんと呼ばれるのは80歳ぐらいからかも。
最後に子供を生んだ子供が成長し必ず自立します。子供は自分の人生を歩み始めるでしょう。そこから夫婦ふたりの時間が35年以上になるでしょう。その時の夫婦のカタチは、家族時代のカタチで決まります。夫婦と家族は違う人間関係です。
夫婦と家族を分けて考えるとわかりやすいです。ここで言う夫婦とは夫と妻の人間関係で、家族とは子供中心に考える父親と母親と子供の人間関係です。
日本ではわかりやすいと思うのですが、パートナーの呼び方を「パパやお父さん」「ママやお母さん」と子供と同じ呼び方に変えたときです。(外国人には理解不能な夫婦の呼称です。)
目次
・夫婦のカタチで未来の夫婦像が解かる
・夫婦ふたりだけで生きる時間は35年以上
・夫と妻が夫婦として向き合う
・夫と妻が共に「夫婦」を創っていくことに向き合わない
・幸せ夫婦・円満夫婦・ふたりで成長している夫婦
・子供が成長して自立しても夫婦間にポッカリと穴が空くことはない
・無関心夫婦・仮面夫婦・同居人・セックスレスの始まり
・夫婦と家族の考え方
・夫婦のカタチが存在しない夫婦
夫と妻が夫婦として向き合うカタチ
この時期に夫婦の基礎ができるのでしょう。自分たちの目指す明確な夫婦像をシェアし合い、お互いが協力しあったり、成長し合ったりして夫婦のカタチを創って時期です。
ライフスタイルに応じて変化させていくもの、夫婦として変化させてはいけないものがあると思います。この輪のバランスが大切で、私たち夫婦が大切にしていることが5つあります。
依存しすぎない。
所有の気持ちを持たない。
上から目線の気持ちを持たない。
丁寧に接する。
日常生活を大切にする。
ことが必要です。また、夫・妻の個人としての位置づけも残っていることが必要です。夫と妻が「夫婦と言うユニークな人間関係」を築いていくことこそが夫婦の生活(一緒に暮らす)ことではないでしょうか?
夫婦で日常生活とセックスライフの両方に向き合っていると、夫婦のカタチが望む方向に育っていくでしょう。
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夫と妻が共に「夫婦」を
創っていくことに向き合わないカタチ
第一次「夫婦ふたりだけ」の期間は、子供が生まれるまでの平均2,3年ですので楽しい時期でしょう。しかし、結婚してから夫が変わったとか妻の知らなかった一面がありすぎたなど、「生活」を共にしてからのギャップを感じることも少なくありません。夫婦で向き合って解決できることと解決に時間がかかる事もあるかも知れません。
生活スタイルの違い
価値観の違い
優先するものや大切にするものの違い
性格の不一致
言葉遣いや態度の変化
など
例えばこんなカタチになり悩んでいる夫婦もいますよね。セックスレスや、無関心夫婦のタネが出はじめることになるでしょう。
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幸せ夫婦・円満夫婦
ふたりで成長している夫婦のカタチ
こんなカタチではないでしょうか?子供ができて「家族」になるのですが、「夫婦」という人間関係も大切にしているカタチです。また「夫」「妻」としての個人も尊重しあっているカタチです。このカタチは、子供の世話や育児を夫婦で頑張りますが、決して「子供中心」のカタチにはならず「夫婦」の時間も大切にしています。
子供が成長して自立しても
夫婦間にポッカリと穴が空くことはないカタチ
子供は成長し自立して、必ず自分の人生を歩み始めます。そうなっても、夫婦の間にポッカリと穴が空くことはありません。それどころか、夫婦の時間を充実させふたりで楽しむ人生を歩むでしょう。ふたりで人生を豊かなのものする時間へスムーズに移行できる夫婦です。
なぜならば、「家族」「夫婦」「子供」の人間関係をちゃんとそれぞれ大切にしているからです。大切にできるということは「意識」が高いからできるのでしょう。
幸せ夫婦・円満夫婦のカタチです。
このカタチの意識を夫婦でし日常生活を過ごしていると、子供が自立しても夫婦の良い関係が残りますので、第二次夫婦ふたりの生活が始まる、55歳からの35年以上の人生を豊かに暮らすことができるでしょう。
今の夫婦のカタチで、未来の夫婦を見ることができます。
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無関心夫婦・仮面夫婦・同居人・セックスレスの始まり
人生で大きなライフスタイルの変化のひとつが「子供」が生まれ「家族」というカタチが増えるることです。子供がいる夫婦と、子供がいない夫婦、子供を産まないと選択した夫婦、夫婦のカタチは100組100色ですので、幸せのカタチは夫婦それぞれですよね。
しかし、「夫婦」のカタチにプラスして「家族」というカタチが出来た時の夫婦の考え方や感情で行動が大きく変わります。その事が、夫婦円満や夫婦の充実に大きく左右するのでしょう。
子供は、大切で無償の愛で育てるのですが、「子供中心」になるこで「夫婦」というカタチを忘れ去られる事が問題です。
「夫婦」のカタチが忘れ去られることで、セックスレスや無関心夫婦の要因のひとつになっています。
「家族」という夫+妻+子供のカタチ
「夫婦」という夫+妻のカタチ
この2つのバランスを保つことが、長い人生で夫婦円満で過ごすためのポイントの一つになります。
夫婦と家族の考え方
夫婦というカタチと家族というカタチを分離して考えるが一つの考え方です。「個」を尊重したカタチです。子供への無償の愛は親として誰でもが持っている感情です。
子供への依存や所有の考え方がないか自問してみましょう。
子供を育てる時期でも乳幼児、幼児期、小学、中などで関わり方も大きく変わりますよね。子供だけになってしまうと「夫婦」のみならず、「家族」としても不満や、寂しさが生まれるかも知れません。
「夫婦」の問題と「子供を育てる」問題が混ざり合うと問題が大きくなるのではないでしょうか?
「夫婦」としてのカタチをいつまでも残すことが人生100年時代の夫婦のカタチと考えます。
夫婦のカタチが存在しない夫婦
家族のカタチの時期に、「夫婦のカタチ」が存在しない場合は、子供が自立してから再生するには大きなチカラが必要でしょう。なぜならな、家族という20年間という長い時代に「夫婦」のカタチが実質的に消滅しているので、簡単には「夫婦」として戻すことができません。
そのことが、無関心夫婦や仮面夫婦、セックスレスを決定的なものにするのです。
無関心夫婦や仮面夫婦や同居人やセックスレスは、ある日突然にはなりません。日常生活の積み重ねで時間をかけて形成されるのではないでしょうか?
夫婦というカタチを意識し深めていくことが人生を豊かにします。
子供は必ず自立し自分の人生を歩み始めます。それからの35年は夫婦だけの時間になります。
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「夫婦」と「家族」という組織を一緒に考えると、必ず夫婦にひずみが生まれます。円満夫婦は、人生を夫婦で創っていくことを大切にしています。夫婦で創っていくことこそが人生そのものだと考えています。
そのような考え方なので、日常生活で夫婦の会話を丁寧にすることを意識しています。そして夫婦は、お互いが成長することも不可欠です。成長を助け合うことが夫婦の絆を深めます。お互いの魅力を引き出しあうことも忘れないでいることが「夫婦」のカタチと考えています。
人生は、山あり谷あり。ライフスタイルも長い人生でいくども変化します。子供ができたり、子供が成長して自立して夫婦ふたりの時間が増えたり、仕事関連も連動したり、夫婦のセックスライフの変化など、夫婦を中心に考えると人生は大きく変えることができます。
家族の核は子供ではなく夫婦です。そのことを夫婦で考えると人生100年時代を、夫婦で豊かにすることができます。
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