夫への不満 VS 妻への不満

夫への不満 VS 妻への不満

夫婦の不満は、お互い様のことが多いのに感情的になると爆発してしまいますよね。

夫への不満も、妻への不満も、根底にあるキーワードは一緒でした。

「自分だけ」「◯◯すべき」「当たり前」「協力しない」「寂しい」などの感情が大きく影響しています。

昔は持っていたのに、今は無くなったと感じることも、妻も夫もよく似ています。

「感謝の気持ち」「信頼関係」「尊敬」「関心」「思いやり」「会話」「二人の時間」「笑顔」など。

また、男と女として魅力もお互い様でした。

「オバサン化した」「おじさん化した」「異性としての魅力が無くなった」「セックスをしたいと思わない」「生理的に顔を見るのも嫌」

コミュニケーション・言葉や行動のことも夫婦同様に感じています。

「イライラしすぎ」「無関心」「会話にならない」「困っているのに知らんふり」「上から目線」「無責任」など。

夫への不満は、協力しないことへの不満が多数

・家事に参加しない（任せきり）
・子育てに参加しない（任せきり）
・整理整頓が苦手（散らかすだけ）
・経済的なやりくり
・口うるさいと言う（自分のことはさておき）
・何事にも無関心
など

妻への不満は、対応方法への不満が多数

・愚痴っぽく言う
・言葉がきつい
・こちらの都合を考えない
・自己中心に聞こえる
・偉そうに見える（怖い）
・いつもイライラいしている（笑顔が無い）
など

いずれにしても、不満にフォーカスしても平行線ですよね。しかし、不満を我慢し続けて貯めるのも夫婦の間では問題ですよね。では、円満夫婦は不満はないのでしょうか？人生100年時代は、夫婦で楽しむ時代です。どのようにしたら不満が減りストレスが無くなるのでしょうか？

不満の正体を考える

不満とは、もの足りなく感じるこ。満足しないこと。また、そのさまやそう思う気持ち。不満足。

不満の反対は、「満足」ですよね。満足とは満たされていることす。「完全なこと・十分であること」これは、結構完璧みたいで厳しいですよね。または、望みがみちたりて、不平不満がないこと。「完全ではないが不満はない」だったら可能性があるかも。

ここでよく耳にする夫婦の話ですが、「不満はないが幸せと感じない」これは、「不満がないこと＝幸せである」と感じないということですね。

反対に、「少しは不満もあるけど幸せです」という夫婦も少なくありません。

不満にも、レベルが合ったり、人によって感じる度合いが違うので、結局は、夫婦それぞれの間での感情に行き着くので、他の夫婦と比べることができないということは理解が必要です。

不満は、それぞれの夫婦間の感情なので、それぞれの夫婦で解決する問題なのです。

そこで考えるのですが、見える行為に不満を感じることが多いのですが、本当の不満は行為ではなく「感情や気持ち」です。

だから、行為ばかりを指摘しても、解決にはならないことが多いのでしょう。だから繰り返したり、改善されなかったりするのでしょう。

問題や課題の「枝」ばかり解決しても、「本質」を解決しないと「枝」はすぐ生えてきます。しかも次から次に。

結局、不満を解決するためには、行為でなく、本質を解決するために夫婦で向き合うことが必要です。では、不満の本質とは何者なのでしょうか？

夫婦とは何か？

夫婦とは何か？の答えを夫婦で話し合ってシェアすることで、不満は一気に激減します。

夫婦とはユニークな人間関係です。親兄弟、友達、仕事仲間、ご近所など多くの人間関係がある中で、他の人間関係とは全く異なるものです。人生で中心となる人間関係です。

また、夫婦は、夫と妻のふたりが存在して成立する組織です。夫婦の関係は、他の人間関係以上に大切なことがあるのでしょう。

まずは、夫婦とは何か？をふたりで話し合って、夫婦の共通認識を持つことが「不満」の本質的な解決になるのです。

夫婦の間にも大切なキーワードがたくさんあります。

「希望」「感謝」「謙虚」「信頼」「尊敬」「愛情」「成長」「安心」「やすらぎ」「夢」「所有の気持ちをもたない」「依存しすぎない」などなど、他にも「刺激」「思いやり」「豊かさ」「安定」「ユーモア」など。

また、「お金」「仕事」「子供」「親兄弟」「友人」「時間」「SEX」「趣味」「日常生活」「未来」「目標」「愛」こんな切り口もあります。

こんなキーワードについて夫婦で話し合いましょう。「不満」自体のことにフォーカスするのでなく、本質のすり合わせ・シェアが不満解決の早道です。

夫婦の話し合いで大切なことは、感情的にならず「聞き上手」「喋らせ上手」のスタンスでいきましょう。話を持ちかけるほうが、ミーティングオーナーであることを忘れずに。

1.不満は、行為にフォーカスしない

不満を話し合うときには、不満自体の行為にフォーカスしないことです。夫婦の話し合いのきっかけでしかありません。「夫婦とは何か？」を夫婦で明確に持つための「不満」であると意識することが大切です。話し合うことは、「不満」についてはでなく、「夫婦とは何か」です。

そうすることで、不満の本質を潰すことができ、次から次に不満が生まれることがなくなります。

たくさんの不満をひとつひとつ並べることは、夫婦の間を改善するのでなく、より悪化させることになりかねません。

2.不満は、お互いさまと知る

不満は、必ずお互いさまです。何事も表裏一体です。表裏一体とは、「二つのものの関係が、表と裏のように密接で切り離せないこと」「表裏は同体で切り離すことができない関係にあること」まさに夫婦の関係ですよね。

自分が感じる不満は、もしかして自分に原因がある場合も少なくなかったり、不満自体は、別のところに原因が合ったりすることは往々にあります。例えば、夫の愛情を感じなくなったので、夫の行為に一つ一つ不満が産まれた。これは、不満の行為だけをみて解決することはできません。大切なのは、愛情確認の方ですよね。

3.不満は、日常生活に潜む

夫婦にとって日常生活が一番大切な時間です。日常生活の連続が人生ですから。そのことを強く認識しましょう。

また、日常生活は習慣化します。良いことも不満も。習慣化するとなかなか元に戻りません。良いことが習慣化すると最高ですが、不満が習慣化すると、夫婦関係は決して豊かにはならないでしょう。

日常生活を夫婦で見直すことは、不満を減らすことになります。

4.不満は、セックスライフにも潜む

夫婦のセックスライフは愛情表現です。夫婦以外とセックスをすると浮気になりますよね。マンネリセックス、お互いのフェチを知らない、そもそもセックスを拒否し続けるなど。夫婦のセックスを特別視しすぎること無く、楽しむことにフォーカスしましょう。

夫婦のセックスは奥が深いですよ。また夫婦のセックスライフが充実していると「不満」が減り、日常生活もよりよく変化しますよ。セックスライフから日常の不満を解決することも可能なことを知りましょう。夫婦のセックスライフは奥が深いですよ。

日常生活で見えている不満は、それ自体が不満であることこもありますが、それ以上に夫婦の本質の問題が原因です。そのことに気づき、本質を解決すると、ひとつひとつの不満は薄れて消えていくでしょう。

不満は、我慢しているだけでは決して解決しない問題です。

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人生100年時代は、夫婦で楽しむ時代です。夫婦は「不満」を解決するときは、「不満の行為」にフォーカスするのでなく、「夫婦と何か？」「どんな夫婦になりたいか？」に夫婦で話し合いシェアすることで、夫婦の本質的な部分が共通認識でき、日常の不満はすぐに消え去ることでしょう。

「自分が変われば周りが変わる」です。まず自ら先に変わることも大切では。

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