結婚生活は愛する技術である

結婚生活は愛する技術である

愛するということは技術です。

パートナーを愛していますか？結婚生活もマンネリしてくると、感謝や尊敬の気持ちが薄れることもありますよね。夫婦によっては、結婚生活を重なる程に愛を深めていく夫婦もいます。そんな夫婦は、愛するということは技術であることを知っている夫婦なのでしょう。

目次
・夫婦の問題は人格の無さ
・何も知らない人は何も愛せない
・愛とは
・愛について考えよう
・さあ、夫婦で愛について語ろう

夫婦の問題は人格の無さ

愛するということは、「未成就な人にはできない」と、ドイツの精神分析学者Erich Frommは言っています。自分の人格全体を高め、それが生産的に向くように全力で努力しないかぎり、人を愛そうとしても必ず失敗すると。満足のゆくような愛を得るには、自らが愛することができないといけないし、「真の謙虚さ」「勇気」「信念」「規律」を持っていないといけないそうです。真に人を愛する能力を身につけるのは安易では無いとも言っています。なるほど、夫婦の問題を考えるとお互いの人格の無さに行き着くように感じました。

何も知らない人は何も愛せない

何もできない人は何も理解できない。しかし、理解できる人は、「愛し」「気づき」「見る」事ができる。その人に、より多くの愛に関する知が備わっていれば、それだけ愛は大きくも深くもなる。そのようなことをパラケルスは言っています。なんかかわるような感じ。痛みを知っている人のほうが真の優しさを持っていたり、悲しい思いを沢山した人の方が強かったり。

愛とは

孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術であるとフロムは言っています。ここらで、夫婦で愛について真剣に考えてみてはいかがでしょうか？「愛するということは技術」で感情のことではないようです。勿論感情も大切だと思いますが、技術があればその愛は続き、感情も続くということではないでしょうか？愛されるのでなく、愛する技術。夫婦愛も技術を磨かなければ不満や喧嘩ばかりの日々になり、結婚生活にストレスが溜まるのでしょう。

愛について考えよう

• 「恋とは自分本位。愛とは相手本位」何かをしてあげたというのは愛からでは無いのでしょう。本当は無償の愛と呼ばれるものなのでしょう。見返りを望まない。
• 「愛とは相手に変わることを要求せず、相手をありのままに受け入れることだ」夫や妻の良いところも変なところも全てを受け入れるって素敵ですよね。
• 「愛とは背伸びをしないこと」自然でいる事ができるのが1番ですよね。
• 「愛とは一緒に同じ方向を見つめることである」観ている方向が一緒だと、細かなことはどうでも良くなりますね。
• 「愛の光なき人生は無価値である」愛がない人生は、寂し過ぎですよね。
• 「愛の反対は憎しみではなく無関心である」無関心な夫婦にはもう愛が無いのかも？

さあ、夫婦で愛について語ろう

あなたは、愛について語り合うことができる夫婦でしょうか？それともそんな事はできない？したくもない？考える必要もないぐらい愛に満ち溢れている？いずれにしても、夫婦で愛について語り、愛する技術を身につけることは、長い人生には必要なことではないでしょうか？

私たち夫婦は、愛について語り合います。なぜ幸せな気持ちでいれるのか？なぜ全てを受け入れることができるのか？なぜ許せるのか？なぜセックスライフも充実しているのか？人生をクリエイトするために、パートナーである夫婦で語り合うことは必然で、語り合うことこそが、自分自身を成長させ、夫婦が成長することだと考えていますし、そのことが、日常生活も結婚生活も楽しくする大切な要素の一つだと思います。

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