幸せ夫婦と不満夫婦の境目はたった１つの感情「当たり前」だった

幸せ夫婦と不満夫婦の境目はたった１つの感情「当たり前」だった

とても厄介な感情「当たり前」の恐ろしさ

人生100年時代。夫婦のカタチも大きく変わる必要がある時代です。なぜならば、子供が自立し自分自身の人生を歩み始めてからの夫婦だけの時間が増えるからです。夫婦ふたりで過ごす年数は平均でも40年以上になります。

あなたは、不満ばかりの夫婦生活や無関心夫婦を続けますか？それとも夫婦生活をあきらめ夫婦でいますか？

結婚当初は幸せを感じたのに今は全く感じない。夫や妻に興味がない。夫婦喧嘩ばかり。原因は夫婦それぞれで違うとは思いますが、共通している本質的な理由がありました。それは、「当たり前」の感情です。

この当たり前の気持ちが、マンネリ化を生んだり、上から目線の感情を育んでいきます。

この「当たり前」はやっかいな感情で、「当たり前」の感情を一度持ってしまうと簡単には元に戻れません。また幸せな夫婦生活を築くことはまずできないでしょう。それどころか負のスパイラルに落ちます。夫婦喧嘩やマンネリ化、上から目線、そして無関心夫婦や仮面夫婦、同居人に発展し、夫婦としてとても寂しい終焉を向かえます。

目次
・とても厄介な感情「当たり前」の恐ろしさ
・夫婦の生活の中に当たり前は存在しない
・「当たり前」は夫婦生活にとっての癌だった
・「当たり前」という癌を無くす唯一の方法
・日常生活での感謝の棚卸し
・不満がない夫婦

夫婦の生活の中に当たり前は存在しない

夫が妻に対するよくある当たり前の感情

• 子育ては妻がして当たり前
• 部屋の掃除やトイレ掃除、洗濯などは妻がして当たり前
• 毎日朝ごはんや晩ごはんは妻が作って当たり前
• 日用品の補充や食材の買い物は、妻がして当たり前
• 子供の世話、親の世話、夫の世話すべて妻がして当たり前
• たまの休日はゆっくり過ごさせてくれて当たり前
• おれは稼いでいるんだから付き合いで飲んで帰るのも当たり前
• 夫の俺が偉いのは当たり前
• 妻の考えより夫の俺の意見が正しいのも当たり前
• 妻がブクブク太ってオバサン化して嫌気をさすのも当たり前
• 妻が子供を生むのも当たり前
• 妻なんだからそれぐらいして当たり前
• などなど

妻が夫に対するよくある当たり前の感情

• 夫は稼いできて当たり前
• 稼ぎが少ないと不満を言うのも当たり前
• 私がいつも家事をしているのでたまには夫が手伝うのは当たり前
• 妻が子供を生むのも当たり前
• 夫なんだからそれぐらいして当たり前
• 隣の旦那はしてるのであなたもして当たり前
• などなど

夫婦は100組100色です。自分たち夫婦が望むカタチだったら何も問題ないでしょう。しかし、夫婦生活にストレスや不満、我慢しているのであれば、無関心夫婦になる前に、夫婦で向き合うことが大切です。それ以前にまず自分に向き合うことをしてみましょう。

夫婦の間では「当たり前」は存在しないと考える必要があります。この当たり前の気持は、マイナスのことばかりを導いてしまいます。不満や、マンネリ化、そして無関心など。夫と妻の間には決して存在しては行けないものなのです。

それがあると、夫婦の人間関係を築く大切な感情をなくしてしまうからです。その大切な感情とは「感謝」のです。この感謝が無いと何十年も続く夫婦生活は夫婦として機能しないでしょう。機能しないどころか、夫婦でいる意味自体が薄れることになりかねません。

「当たり前」は夫婦生活にとっての癌だった

癌は、ほっておくと多くの細胞に転移します。手術をしないとスルーしていても治ることはありません。夫婦の間の「当たり前」も同じで、時間が解決することは無く、夫婦生活を蝕んでいく一方です。

夫婦の間での「当たり前」の感情は癌です。必ず治療が必要です。「当たり前」の感情があるうちは、大切な「感謝」の気持ちが生まれないでしょう。この「当たり前」こそが人生のパートナーである夫や妻に感謝の気持ちを無くす本質だったのです。感謝の気持ちを無くすだけでなく、非難したり、攻撃することまでも当たり前にしてしまったり、「私ばっかり」◯◯してと、不満を生む恐ろしい癌だったのです。

「当たり前」という癌は、非難、攻撃、不満を蔓延させる夫婦にとっては恐ろしい病気です。

夫婦喧嘩が多いのも、マンネリ化も、すべてこの「当たり前」が引き起こしているのです。反対に「感謝」の気持ちで溢れていると、無関心夫婦や、仮面夫婦、浮気などを引き起こすことが無くなります。

夫婦生活を悪くしている本質の原因は、この「当たり前」です。色々な原因があるにせよ、問題の行き着く先はこの「当たり前」に継っています。

感謝の気持ちが無いと夫婦生活は幸せになることはありません。

感謝の気持ちこそが人生のパートナーである夫と妻の絆を深める唯一のものです。お金でも、子供でも、美貌でも、学歴でもありません。人生100 年時代の長い夫婦生活は、日常生活が一番大切なものです。この日常生活に感謝を持つことができると、毎日感謝する生活になり自然と幸せな夫婦に歩み始めるでしょう。

「当たり前」という癌を無くす唯一の方法

「当たり前」という癌を無くす唯一の方法は、「ありがとう」です。ありがとうのチカラは想像以上にあります。ありがとうは、当たり前という癌を完全に治療することができる魔法の言葉です。

このありがとうは、伝えた側には、「不満」を減らす効果があります。私がこんだけ頑張っているのに、私ばっかり◯◯してという不満を無くしてくれます。まず自分が変われば周りが変わるですよね。

そして、伝えられた側には、「非難」や「攻撃」を減らす効果があります。それぐらいお前がして当たり前だろう、俺は仕事で毎日忙しいのにそんなことはお前がしろなど、攻撃性がどんどんと薄れていきます。

当たり前と思っていることを減らすには、「感謝」ビームしかありません。当たり前と今まで思っていたことを、すべて当たり前ではないと思い、「◯◯してくれてありがとう」「今日も美味しい晩ご飯を作ってくれれありがとう」「部屋を綺麗にたもってくれて、気持ちがいいよありがとう」「今日も仕事お疲れ様頑張ってくれてありがとう」「いつも笑顔でいてくれてありがとう」大小は関係ありません。夫婦生活においてしてくれていること全てに「ありがとう」を伝えましょう。

ありがとうを感じで書くと「有難う」有ことが難しいと書きますよね。当たり前に思えていることは本当は難しいことばかりなのです。だから「有難う」と感謝を伝え合いましょう。

日常生活での感謝の棚卸し

私たち夫婦は、日常生活を大切にしています。だって、夫婦の基礎となる時間でしかも一番長い時間だから。日常生活から「当たり前」の気持ちを無くすと「感謝」することばかりになります。その感謝の気持ちは、笑顔をもたらし幸せ夫婦として絆が深まります。毎日のことだから。

簡単な方法があります。「丁寧」にがキーワードです。丁寧を心がけると感謝も増えます。夫婦の中にも礼儀ありですよね。日常生活を丁寧に過ごしたり丁寧に接することができると、自然と感謝の気持ちが溢れます。また、自分から進んで手伝ったり助けてくれたりする自主性が夫婦の間で生まれます。

日常生活の連続が人生です。

日常生活が豊かな気持ちで過ごせると、幸せな夫婦の人生を創って行くことが出来ます。人生は夫婦で創って行くものです。日常生活で感謝の棚卸しをしてみましょう。２０個や３０個は必ず出てきます。そんなに出ない人は、まだどこかに「当たり前」の気持ちが残っているからです。２０個以上見つけると毎日の日常生活で「ありがとう」を伝えあうことになるでしょう。そうなると自分たちが望んだ夫婦のカタチに近いのでは無いでしょうか？

ありがとうは、伝えた側にも伝えられた側にも夫婦としてのチカラを蓄えます。そのチカラが愛と呼ばれるものではないのでしょうか？

不満がない夫婦

私たち夫婦は、結婚して以来一度も喧嘩をしたことがありません。不満や我慢していることが無いからです。喧嘩もせず、不満も我慢も無い夫婦なんておかしいと言われます。ホントに？そんな夫婦が存在するの考えられないと。

感謝＞当たり前　何事も夫婦生活において当たり前と思ったことが無いから。

安心＞不安　不安は全く無いです。勿論夫婦低活は山あり谷あり。谷のときでも不安にならず、夫婦で乗り越えると信じあっている。

自然＞見栄　夫婦がいつも自然体でいることができる。

結局は、夫婦の生活に「当たり前」の気持ちが無いところからスタートしているからだと思います。だから日常から感謝しあい、「ありがとう」が溢れているから。喧嘩や、不満や我慢、ストレスが無い分、健康面、趣味、セックス、自己啓発、などにお互いが気が回るのでしょう。夫婦で人生をクリエイトすると決めているから。

幸せな夫婦は、感謝しあっているのでしょう。だから「ありがとう」を日常的に伝えあっています。不満夫婦は、「当たり前」の気持ちが蔓延していて感謝の気持ちが薄れているのでしょう。「当たり前」を「ありがとう」に変えることができると、夫婦の絆は深まります。人生100年時代、夫婦ふたりだけで過ごす時間は、ざっと40年ありますよ。もうひとつ「当たり前」を無くすには、夫婦で変化や新しいことを受け入れるとよいですよ。

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