夫の不満・妻の不満を解決する７つの方法

夫の不満・妻の不満を解決する７つの方法

夫婦は、多かれ少なかれパートナーに対して「不満」があったり不満までいかずとも「要望やお願い」はあるものです。

夫は妻に不満があり、妻は夫に不満を持っている。夫婦はお互い様ですよね。

嬉しいことや楽しいことは、夫婦でシェアすることで笑顔が倍増します。

悲しいこと辛いことや悩みは、夫婦で分かち合うことで和らぎ、壁を乗り越え前進することができます。

では、夫婦関係での「不満」はどうしたら良いのでしょうか？

不満を感じる部分と不満の解決方法は、夫婦のカタチそのものです。

円満夫婦とそうでない夫婦では、不満の感じ方と解決方法が大きく異なります。

年を重ねるほどに愛情深くなる夫婦は、「不満」が存在しないのか、「不満」と思わないのか。「不満」以上に「感謝」が大きのか？

不満を日常的に感じている夫婦は、「不満」フォーカスしすぎて「◯◯して当たり前」「◯◯してくれない」が爆発しているのでしょう。

夫婦は100組100色 不満の内容も夫婦それぞれ

夫婦のカタチは、夫婦それぞれですので「不満」を感じるところも内容もそれぞれです。

■妻が夫に感じている不満

・家事を全く協力しない
・子育てを協力しない（自分勝手）
・おじさん化して魅力がない
・経済的な問題
・私に無関心
・話をしても右から左で聞いていない
・休日の過ごし方も自己中心的
・愛情表現が全く無くセックスレス
・感謝を感じない
・上から目線
などなど、暮らしについての協力関係や、夫婦としてパートナーとしての位置づけや考え方などです。

■夫が妻に感じている不満

・家事の分担や協力しない
・接し方や言葉が横柄できつい
・いつもイライラしている
・オバサン化して魅力を感じない
・お金遣いが荒い
・子供に感情的に接する
・上から目線
・セックスが良くない
などなど、
夫婦によって違いはあるものの、集計をすると、妻の不満・夫の不満は同じような内容でした。結局夫婦はお互い様ですよね。

不満はなぜ生まれるのか？

夫婦の不満は、なぜ生まれるのでしょうか？

「あれをして！これを手伝って」「ちゃんとして！」「協力して！」「なおして！」「聞いてるの！」「汚すばっかりでなく片付けて！」など、不満に直接要望を出すだけでは、そのときは少し改善してもまたもとに戻ったりしますよね。

目の前の不満（現れて目に見える現象）にフォーカスしても、「不満」の本質は改善することは無いでしょう。

夫婦関係での不満は、目に見えている現象ではなく、夫婦としての本質に原因があります。

協力してほしいのに知らんふり、自己中で自分勝手、上から目線などを考えると見えてくるものがあります。

・愛情表現が変わった。愛を感じない。
・感謝することが無くなった。
・当たり前と考えることが増えた。
・〇〇すべき論が中心になった。
・信頼する気持ちが減ったり無くなった。
・尊敬する気持ちが減ったり無くなった。
・女性として男性として魅力が無くなった。
・子供中心になって夫婦という関係が無くなった。
・私だけが頑張っているのにと感じ続ける。
などが考えられます。
その他には、浮気やハラスメントもあるでしょう。

不満の本質を夫婦で話し合わない限り、目の前に現れる不満が消えることは無いでしょう。ということは、人生100年時代ずっと続くことになります。

不満の本質に向き合わない夫婦は、不満がカタチを変え、マンネリ化夫婦、無関心夫婦、喧嘩夫婦、諦め夫婦になる道をたどることになるでしょう。

夫の不満・妻の不満は、夫婦のカタチそのものです。

夫婦はたくさんある人間関係の中で、一番ユニークな人間関係です。夫婦の不満は、妻や夫のいずれか一人だけで頑張っても、決して解決しません。夫婦の不満は、夫婦ふたりでないと解決しないということです。

夫婦はニコイチです。

人生100年時代を考えると、夫婦で真剣に向き合う時間が未来の夫婦のカタチを創ることになります。

夫婦の不満７つの解決方法

まずは、「目の前の不満」にフォーカスすること無く、「夫婦とは何か？」にフォーカスして夫婦で向き合いましょう。

目の前の不満をひとつひとつ改善させようと思ってもそれは、不満というひとつの枝です。枝はすぐに別のところから生えてきます。幹や根っこである本質を改善するように意識を変えることが早道です。

１.夫婦とは何か？

人生100年時代は、夫婦で楽しむ時代です。なぜならば、子供が成長し自立してから夫婦ふたりの時間が30年以上あるからです。ざっっくりですが、生まれてから結婚するまで30年、子供中心で育てる義務が20年〜30年、夫婦ふたりの時間が30年以上です。

夫婦とは何か？の答えを持っていて、答えをシェアしてる夫婦には円満夫婦が多いようです。不満を持っているあなたは、「夫婦とは何か」を夫婦でシェアできていますか？

２.感謝の棚卸しをする

心から「ありがとう」と伝えたのは最近いつですか？「ありがとうのチカラ」はすごいですよ。伝えられた側だけでなく、伝えた側にも。

感謝の棚卸（お互いが感謝していることを10個以上伝え合うこと）を夫婦でする時間を取りましょう。不満から離れて、感謝するところにフォーカスして。

３.夫婦の仲にも礼儀あり

夫婦の仲にも礼儀ありです。なぜならば、夫婦も人間関係のひとつだからです。礼儀とは、人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。特に、敬意を表す作法です。礼儀が無いと夫婦という人間関係も成立しないことを理解しましょう。

4.夫婦で協力しあい成長する

夫婦という人間関係を大切にし、人として夫婦として成長することが必要です。成長なくして幸せな夫婦関係は築けません。お互いの魅力を認めあい、引き出し合うことで成長できます。

夫婦の成長は、妻と夫が一緒に成長することが大切です。夫や妻のいずれか一方だけが成長してもギャップが生まれ、うまくいかない場合があります。夫婦は一緒に協力し合って成長しましょう。

5.夫婦は平等と理解する

夫婦は平等です。夫や妻の立場に、上や下などありません。どんな状況であっても。

「上から目線」「〇〇すべき」「当たり前」の感情は、平等という考え方がなかったり感謝の気持ちが薄れると、夫婦の間に生まれる厄介な悪魔です。

6.男として女として魅力を磨き続ける

おじさん化、オバサン化すると魅力が薄れます。夫婦であっても男の顔・女の顔は必要です。いつまでも魅力を磨き続けましょう。また、お互いの魅力を引き出し合うことは効果的です。

不満ばかり言うのでなく、魅力的なところを伝え合いましょう。

7.人生100年時代を夫婦でクリエイトする

人生100年時代を夫婦でクリエイトしましょう。そして夫婦で人生を楽しむと決断することです。

結婚式に誓い合ったレベルとは全く違います。夫婦生活が始まってから「今」が大切で、過去や未来は関係ないです。「今」を大切に。夫婦の今とは、「日常生活」のことです。

日常生活を楽しむことができると夫婦は幸せです。

夫婦が幸せだと人生が楽しくなります。

反対に
日常生活に不満ばかりだと、夫婦は楽しくありません。

夫婦が楽しくないと人生を楽しむことができません。

人生＝夫婦＝日常生活です。

夫婦の不満は、元を改善しなければいつまでも発生する悪魔です。不満を解決するのに不満にフォーカスすることはナンセンスです。夫婦の不満は夫婦の根っこの問題だと理解することです。夫婦の根っこが夫婦の間でブレ始めていることが「不満」となって現れるのです。

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